京都府南丹市日吉町中

2025年05月08日


西日本のダム巡りに戻る
西日本のダム巡り』 前回、”日吉ダム”の内部見学を見落としていたので再度行ってみた。
日吉ダム スプリングスパーク(京都府の公式HPにリンク
  水資源機構日吉ダム管理所が詳しい観光案内をされています。
2回目の日吉ダム、天若湖見学
  総合レジャーランドの様に楽しく変化がある日吉ダムによる天若湖は京都府の
観光に対する力の入れようが、充分感じ取ることが出来た。
2回目の世木ダム見学
  世木ダムの建設当時は発電用で充分な水位があったと思われるが、日吉ダムの
完成でダム湖の水位が上がり、世木ダムは水没間近までいったらしい。 水位は少なくなったものの、今でも発電用のダムとして活躍しているのは驚きである。
本日の兵庫県、京都府のダム巡り(全てリピート)
  栗柄ダム大野ダム畑川ダム → 日吉ダム → 世木ダム
日吉ダム、世木ダム見学
2回目の日吉ダム、世木ダム訪問
  初めて ”日吉ダム”を訪れたのは 2022年6月17日。
この時には日吉ダム湖である ”天若湖”を歩いて1周したく、”日吉ダム”に
到着したのが早朝の6時45分であり、ダム内部を見学出来る ”インフォギャラ
リー”の開設10時には早過ぎた。 天若湖の周回を終えた時には疲れてインフォ
ギャラリーの見学どころでは無かった。 なので、今回改めてインフォギャラリ
ーの開設時間に合せて訪れることにした。
ひよしダム、よぎダムけんがく
Road Map :道がややこしいのでカーナビの住所検索でお願いします。
Route Map:前回は徒歩で行ったが、今回は車で ”世木ダム”へ行く。

天若湖
今回も頂いた ”日吉ダム”のダムカード。
2回目
前回は ”道の駅”の駐車場に車を停めたが、今回は ”お花見広場”の
駐車場に車を停めて ”ダム管理所”までを歩いて往復した。
  兵庫県のダムにはダムカードの発行すら邪魔くさいのかカード発行を止めてしまうダムが多い中、京都府のダムは観光促進の一環としてダムの公園化、
ダムカードの積極配布を行っているダムが多い感じがした。 個人的な予想では
”関西電力”関係のダムが観光促進に非協力に思えた。
”お花見広場”の駐車場に車を停めて、キャンプ場を抜けて芝生広場に出る。
目の前には堤頂長約438mの ”日吉ダム”と ダム観光者用の ”円形展望橋”見えた。
直径75mの ”円形展望橋”は前回に1周しているので今回はパスして、
右岸側の ”インフォギャラリー”の1F入口に向かう。
堤高67mのダム堰堤の真下に来ると、複雑な5つの制御塔が見えるが、機能はまったく判っていない。
前回来た時は ”6時45分”でまだ開設されていなかったが、
今回は各ダム巡りで時間調整をしたので 10時46分到着となった。
(インフォギャラリーの開設は10時〜16時です。
ダム堰堤の右岸側にある ”ダム見学者用エレベータ”、
及び、”インフォギャラリー1F出入口”に着く。
”インフォギャラリー”の中に入るとガイド役等の案内人は居らず、
ダム見学者が勝手に見学して良さそうだった。
写真は少し見学者用通路を右岸側に歩いて、1F出入口側を撮っている。
インフォギャラリーの奥(左岸側)を見ると円柱が立並んでいたが、
案内板を見ていないので、これが機能しているのかモニュメント
なのか判らなかった。 奥に見学者が一人居た。
”インフォギャラリー”の通路は更に奥に続いていた。
大きいな岩はダム建設時の物なのか?。
”インフォギャラリー”の最奥はガラス窓で終点となっていた。
窓からはダムの水量調節のバルブ構造が見えているらしが、
構造的にどうなっているのまったく判らなかった。
日吉ダムのHPから、”インフォギャラリー”の解説図を入手した。
画像をクリックすれば拡大します。
2F展望テラスは純粋にダム見学者に解放されており、
”日吉ダム”のダム観光者に対する配慮が凄すぎると思った。
ダム見学者用エレベータに乗り、まずは2F展望テラスに行く。
2F展望テラスの左岸側から見た ”円形展望橋”は、前回、来た時に歩いて1周している。
2F展望テラスの右岸側端から ”日吉ダム”の植栽を見る。
2F展望テラスから ”日吉ダム”下流側の芝生広場を見る。
エレベータで3Fの天端道路に出る。
写真は左岸側、府道50号線、中大橋を見ている。
車の通行は規制された天端道路から、左、ダム公園、右、ダム管理所を見る。
”天若湖”と名付けられた ”日吉ダム湖”は遥か上流まで続いており、
日吉ダムの堰堤からは、その一部しか見えていない。
同じく ”天若湖”の左岸側を見る。
この後、府道50号線を車で走り、”世木ダム”に向かう。
前回も散策したが、ダム管理所のダム湖側にはダム見学者用の
遊歩道が設けられており、もう一度散策してみる。
遊歩道の湖側には樹木が茂り、全てが絶景とは
行かなかったが、簡単に散策することが出来た。
レンガ張りのフラットな遊歩道だったのでお年寄り(俺?)
にも楽に散策する事が出来るだろう。
この後、左側のダム管理所で2回目のダムカードを頂く。
駐車場もある ”右岸公園”行ってみる。
”右岸公園”はダムへの展望が良く、ダム展望公園にもなっていた。
”日吉ダム”の右岸下流側を見る。
一番手前の施設が、ダム見学者用エレベータ塔である。
遊歩道からも ”日吉ダム”を真近かに見ることが出来た。
遊歩道も綺麗に整備されており、観光促進の力の入れ方が感じられた。
車を停めた ”お花見広場”の駐車場に戻り、
前回は歩いて行った ”世木ダム”へ車で向かう。
ダムの天端にはエレベータで上ったが、
下りは遊歩道を通ることにした。
前回は歩いて ”日吉ダム湖”を周回したが、今回は車で天若湖外周をドライブする。
前回 ”日吉ダム・ビジターセンター”を訪れた時には7時過ぎの開館前
だったので入館が出来なかったが、今回は10時過ぎで入館することが出来たが、
大した物がなかったので直ぐに退館して、屋上から展望を楽しん。
ビジターセンターの屋上、展望台から見た ”日吉ダム”の全景。
同じく、屋上から ”日吉ダム”をズームで見る。
良い感じで湖面に反射してくれた。
こんな所に ”世木ダム”への近道があると入って行くと
見たことがある様な通行止めに出くわした。
通行止め個所の注意看板に掛かれていた ”釣れたら買いあげます”の
文面を見て、前回もここへ来ていることを思い出した。
道間違いながら折角、ここまで来たのだから先端まで歩くことにした。
”世木ダム”への近道か? と前回と同じ道間違いを
してしまったが、車なので被害は少なかった。
前回の記憶が半信半疑ながら、2回目だとははっきりしなかった。
湖が見える景色となって、2回目の道間違いがはっきりした。
ここが ”龍神岬”だとの名前までは出て来なかったが、
この風景ははっきり覚えていた。
前回 ”世木ダム”を見てお気に入りとなったので、再度、訪れてみた。
今回、”世木ダム”の左岸側に行く道を探してみたが、
その道は現存しない様であった。
前回と同じく、遊歩道の入口案内板で場所は判った。
駐車場が無かったので適当に車を停めて、遊歩道を歩きだす。
遊歩道の下り途中から ”世木ダム”を見る。
世木ダム(せぎダム)(ダム便覧のHPから抜粋)
水没してもダム
  日吉ダム建設に伴い世木ダムは大部分が水没し、
ゲートは全て撤去された。 しかし、発電のための
取水は行われており、発電目的のダムとして機能し
ている。 また、事実上貯砂ダムとしての役割も果た
している。水没しても依然としてダムなのは珍しい。
遊歩道の下り途中から ”世木ダム”の上流側を見る。
右岸側にも遊歩道の跡があったが、立入禁止となっており、
湖側はフェンスと樹木で覆われ、ビューポイントは無かった。
遊歩道を ”世木ダム”の右岸側に下りる。
立入禁止の注意書きはなかった。
”世木ダム”の堰堤から ”世木ダム”の下流側を見る。 上流側との落差は殆ど無かった。
前回の経験から対面の道路が世木ダムを正面から見るベストポイントだった。
世木ダム”の見学を終えて右岸の駐車地に戻る。
左岸側から右岸側を見る。 天端のコンクリートの痛み具合を見ると
施行は1951年らしいので、おいらより1才若い74才の高齢らしい。
湖岸道路のビューポイントに行き、”世木ダム”全景を愛でる。
上流と下流の水位の少ないのが良く判るが、これでも発電はしているらしい。
ダムの諸元等はダムカードの
裏面を参照下さい。
現在、”世木ダム”のダムカードは発行されていない様だ。